年間活動報告:千代田まちづくりサポート最終発表会開催

みなさん、こんにちは。神田プロジェクトM2の王です。

昨年度、私たち神田プロジェクトは第15回千代田まちづくりサポート(通称:まちサポ)の助成を受け、神田多町二丁目で様々な活動を展開してきました。

一年間の活動を通して、密度の濃い調査やネットワーク形成、コミュニティ多様化のきっかけづくりが一定程度できたとともに、たくさんの活動成果、反省点などが蓄積されてきました。それらをまとめ、ポスター発表という形で年間活動報告の最終発表に臨みました。

IMG_20160305_135227.jpg▲ 神田暮らし探検隊の発表様子

発表内容に対して、審査員の皆様から多様なコメントがあり、中でも、活動の持続性や広がりについてのご指摘を多くいただきました。今回の取組は対象を多町二丁目に絞っての活動となりましたが、これからは少し視野を広げたその周辺地域への関係性や効果の波及も今後は意識的に考えていきたい所存です。また、我々が得た知見を元にした活動手法や取組を、今後は神田地区をはじめとした他の地域でも同様に応用していくことができるように取組の一般化・体系化をしていきたいと考えます。

最終発表会が終了した後、私たち神田暮らし探検隊を含めた各助成団体が一堂に会して、懇親会が催されました。普段中々交流できていない分、懇親会では、同じフィールド・神田を持つ皆さんが様々な意見交換をしながら、団体間の親睦を深めました。

最後に、助成を受けた昨年度の活動を私なりに振り返ってみると、活動はサポート事業のおかげで、様々な面において非常に進めやすく、イベントや製作物の企画と考案に専念できました。また、活動を通じて、新規住民の方が実際町会に入ったり、まちに興味を湧いたりすることもあり、私たちの取り組みは少しでもまちのためになったと実感できて、達成感がありました。

まちづくりの勉学・研究をしている我々学生チームとしても、実際日々神田多町のまちに暮らす皆様の目に映るまちの風景を知り、一 住民としての思いを聞かせていただくことによって、新たな視点を発見し、今までの知見をより深く掘り下げていくことができたことも大変勉強になりました。