IPHSに携わって② 「舞台袖から見た風景」

こんにちは、M2の中戸です。僕は今回のIPHS、会前日準備と当日の手伝いをしてきました。

ここでは、初日の様子を少し紹介しようと思います。

 

学会初日、僕のスタッフとしての最初の仕事は基調講演のPCのセッティングの手伝い、そして講演中に舞台袖から照明を操作したり、講演者に残り時間を知らせるといった、まさに裏方としてのささやかな仕事でした。

基調講演でIPHSの会長や、今回の議長である中島直人先生の話を、正面からではなく横から聞いているのは、なんだか不思議な気分でした。

中戸写真1.JPG▲講堂壇上から客席を見る

 

その他にも受付で参加者の方々にネームカードを渡したり、パネルを設置したりと色々と雑務をこなしましたが、僕が一番印象に残ったのは窪田先生や東北大学の先生たちによる東日本大震災の震災復興に関するセッションの手伝いをしたときのことでした。

 中戸写真2.jpg▲受付には参加者のネームカードがずらっと並ぶ

 

僕たちにとって震災復興を語るときには前提となっているようなことも、海外の方から見ればそれは当たり前のことではなく興味を惹かれるものであり、改めて復興のあり方の基本的な姿勢について議論しているところを見て、最初に都市計画と復興についての話を聞いたときのことを思い出しました。

 中戸写真3.JPG▲発表を行う窪田先生

 

初日の最後は横浜創造都市センター(YCC)での立食ディナーがあり、そこでIPHS運営委員の方々や、一緒にスタッフとして働いた学生たちと喋って交流できたこともまた、参加してよかったことの一つだと思っています。

 中戸写真4.jpg▲初日夜、YCCにて、ディナーの様子