ルンビニPJ再始動!

ナマステ、こんにちは!M1の森屋です。

ネパール・ルンビニのPJが復活し、九州大学のチームと合わせ7人で、現地調査・報告会を行ってきました。前回のルンビニPJの記事は8年前、2014年のものですね。実に8年ぶりの記事です。

ルンビニは、仏教の祖・釈迦が生誕した地とされ、仏教の四大聖地のひとつに数えられています。

asokapillar.jpg▲釈迦がここで生誕したことを示すとされる石柱

1997 年ユネスコの世界文化遺産に登録された「仏陀の生誕地ルンビニ」には、当研究室の創立者で ある丹下健三先生が、その整備方針をまとめた「ルンビニマスタープラン(1978 年)」があります。

マスタープラン変遷.png▲1978年までのマスタープランの変遷

しかし長年に渡る整備事業の遅れにより、 マスタープランを無視した無秩序な開発が起こっていたため、私たちのチームは、広域からディテールまで視野に入れたデザインを現地で行いました。

チケットブースやセキュリティゲートなど、観光のために必要な施設を、悪目立ちしないようなデザイン・配置にすることが求められました。また構造物自体のデザインに加え、来訪者が重要な箇所を余すことなく見学できるようなルートの提案を行いました。

DSC02662.ARW.jpg▲景観にそぐわない靴脱ぎ場の構造物

また、ルンビニの中心部から車で30分ほど行ったところに、ティラウラコットという地域があります。ティラウラコットにある遺跡は、世界遺産登録を視野に入れ、発掘調査が進んでおり、それに合わせたプランニングを行いました。

具体的には、観光客の歩くルートの策定、舗装の整備、駐車場の確保、などを、今後進む発掘調査と応答しながら建設が進むように計画しました。

発掘調査tilaurakot.jpg▲地中遺跡の発掘調査

そして、私たちの作成したプランに関して、地元のディベロップメントトラストや、他国から調査に来ている考古学チームと意見交換をしました。

IMG_4967.jpg▲現地カンファレンスの様子

今後も、それぞれの地域に関して、現地と連携を取りながら、実際の建設まで携わります。

世界遺産を舞台にする意義深いPJに関われること、これからも楽しみにしています!